改正労働基準法に関するQ&Aが公開されましたね

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

2019年4月から施行される「改正労働基準法に関するQ&A」が、厚生労働省のホームページに公開されました。

▼こちらでダウンロードできます。

https://www.mhlw.go.jp/content/000487097.pdf

今回の法改正には、厳格な罰則が設けられていることもあり、かなり詳細に解説されています。 

中でも重要なのは、時間外労働の上限規制と有給休暇の取得義務化でしょう。

実際の労務管理に手間がかかるのもこの2つです。

1ヶ月を超えるフレックスタイム制を導入する場合も同様に大変ですが、こちらは働き方を労使でオプショナル的に選べますが、前者の2つは、すべての事業主に義務化されます。

しっかり管理しないと大変なことになります。

労働時間の管理は「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」に従う必要があり、ある程度の従業員数の規模があれば、管理監督者による現認(直接、出社と退社を目で確認すること)は困難であり、やはりシステムに頼らざるを得ません。

そうでないと、管理監督者、従業員、労務管理担当者のすべてに勤怠作業時間が増加してしまいます。

ここに時間がかかると、働き方改革で、労働時間を短縮し、生産性を上げるという大前提がひっくり返ってしまいます。

労働時間の管理のために残業し、上限規制に抵触なんていうのはおかしな話です。

もはや、適切な労務管理に、勤怠システムは必需品です。

法改正にあわせて、安くて簡単に正確に管理できるシステムがいっぱいあります。

働き方改革に必要なのは、人間に優位性のある仕事にヒトを配置し、ヒトがやるよりもIT、IoT、Ai、ロボットにさせるべき仕事を仕訳し、業務変革を着実に、スピード感をもって進めることです。

ヒトと時間に制約があるわけですから。

中小企業にはIT導入補助金がありますので、もらえるものがあるうちに、しっかり対策しておくことが得策です。

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