就活の鉄板「ガクチカ」について違和感を感じるこの頃

こんにちは、モン吉(@SmileWork_LAB)です。

今回は、就活で必ず聞かれる「時代に一番力チカラを入れて頑張ったことは何ですか?」についての話です。

通称「ガクチカ」。

就活の鉄板キーワードです。

新卒採用の場面だけでなく、卒業2〜3年の第2新卒と言われる若年者の転職時の面接でもよくある質問です。

別におかしな質問ではありませんが、私が学生の時は質問の角度がちょっと違いました。

「学生時代、一番チカラを入れて頑張った学問(授業、研究)は何ですか?」と。

何のために今の学校を目指し、何を学んでいるのか。という、学業ありきの質問が実に多かったです(遥か昔の昭和の時代の話です恐縮ですが)。

面接官は、成績証明書の内容を手元に「この授業の内容は?何が身に付いた?なぜこの成績?そもそもこの授業を選択した目的は?卒論、卒研のテーマは?内容は?なぜそのテーマ? etc 」と教養と専門性について、かなり深掘りされました。

成績判定の良し悪しにも鋭く言及されたり、単位稼ぎの授業選択だとすぐバレてしまいます。

特に成績が悪いとその理由を説明するのに、ホント冷や汗ものでした。

時間が余れば部活やバイトなど学業以外の質問。

でも、バイトを頑張った話すると面接官の反応はすこぶる悪かったですね。

学生の本分は勉学。

メインは学業、オプション的に学業以外。

それが当たり前だと。

採用担当の立場になって、私もそうした面接を行ってきました。

課題設定、問題解決、目標設定とそれに対する具体的行動と結果、困難な状況の打破、そして自己認知。

学業という最大ミッションに対しての取り組みを物差しにして。(この面接が正解かどうかは別として)

この多様性の時代だから「ガクチカ」?

時代が変わり?その人の持つポテンシャルを推測するため、学業だけでなく、多様な情報を収集して多面的に評価する方が確度が上がるとか、学業の内容では差別化が難しいとか、本当の姿が見えてこないとか、なんだかんだでいつの間にか今どきの「ガクチカ」に。

「学業以外で一番チカラを入れたことは?」と、あえて学業を除外し、成績証明書の内容も見ないところも(人の移り変わりの激しいブラック企業だけでなく… )。

最終学歴とブランド(出身校名)には異常な興味を示しながら、学業には無関心な会社があります(多いのかも?)。

こうなると最終学歴に大卒以上を基準とする意味すら分からなくなってしまいます。

「ガクチカ」のためのバイトやサークル

なので、近ごろは、ES(エントリーシート)や面接の「ガクチカ」の質問に対して、アルバイトやサークル(ボランティア系)の経験を語る学生が圧倒的で、学業は理系学生がたまに… というのが普通です。

採用担当には不評のバイトリーダーや副サークル長を頑張ったアピールも実に多いです。

これをキャリア採用(中途採用)だとすると、本業以外のことばかりで盛り上がっているような、そんな感じでしょうか。

会社に対しては、最終学歴に必要な卒業見込証明書を提出さえしてくれれば満足なのか、学校をどのように見て評価しているのか、違和感を感じてしまいます。

コロナ禍で学業外にガクチカはある?

この「ガクチカ」のことで、最近、学校関係の方々から企業の人事担当にお願い事が多いようです。

コロナ禍でオンライン授業が余儀なくされ、部活、サークルやアルバイト、その他学外の活動が制限され、アピール材料がない学生が多いので、学業に質問のポイントを置いて欲しいと。

こんな話を聞いてしまうと、そもそも就活(転職)の最終学歴の設定って、成績証明書の提出って何だろうと思うこの頃です。

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