
こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。
ブラックバイトは実に悪質で、理不尽さをはるかに通り越し、恫喝、恐喝と犯罪行為そのものも珍しくありません。
コレ、現代的奴隷制です!
そうした被害者である若者について、周りの手助けがないと辞めることもできないのか、自分で解決できないのか、という論評などを目にします。
自分ひとりで簡単に解決できないのが昨今のブラックバイト事情です。
なぜなら、ブラックバイトは、ブラック企業と同様、悪質巧妙化しています。
労働に関する経験や情報に乏しい学生、真面目で責任感の強い学生に、これでもかとしつこく絡んできます。
社会や仕事とは厳しいもの、怒られる自分が悪い、失敗してアルバイト先に損害を与えた自分に全て責任があると罵倒され、洗脳され、言われるがままに…
やはり、若いうちから働くルールについて正しい知識を得ることが必要です。
大半の人は学校を卒業して社会に出て働くわけですし、高校生からアルバイトをする人もいるわけですから、小中学生から教えても早過ぎるものではありません。
働く上で正しいこと、間違っていることが多少でも分かれば、危険を察知し、トラブルから身を守ることも、無知がゆえに自らが間違いを起こすことも減るのではないかと思います。
これこそがキャリア教育の基本だと思います。
キャリア教育というと、就活における業界や仕事の研究、自己分析、ESや履歴書の書き方、面接対策など、内定を取るためなテクニカルなことが中心になりがちのようです。
こうしたテクニカルなことも、知らないよりは確かに知っておくと便利だとは思いますが、それ以前に、働くことの本質的な知識教育があった上でのテクニカルな教育です。
小中学生へのキャリア教育は、もちろん親にも同様の知識レベルが求められます。
本人とその周りがある程度の知識を持ち自衛力を高めることが重要だと思います。
昨今の悪質な働き方を強要するところから身を守るために。
自分らしく働く(生きる)ために。