価値観の違いで人生が変わる

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

今回は、価値観をテーマにした話です。

例えば、自己啓発系セミナーなどでよく取り上げられる「3人のレンガ職人」の話。

ご存知の方も多いのでは?

旅人が3人のレンガ職人と出会います。

レンガ職人に「ここで何をしているのですか?」と尋ねると、

1人目のレンガ職人は「見ればわかるだろ。レンガを積んでいるのさ。辛くて大変で…」と。
2人目のレンガ職人は「大きな壁を作っているのさ。大変だけど、この仕事のおかけで家族を養っているから助かる…」と。
3人目のレンガ職人は「俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているのさ。人々が幸せになって・・・素晴らしいだろ!」と。

要約するとこういう話です。

同じことでも、ただ言われた通りにするのと、その目的と意味を理解し、意志を持って行うとでは、その成果も成長も感情も変わってしまいます。

先のレンガ職人の話で言えば、レンガをただ積む作業が目的なのと、皆が安心して長く使える教会を目指してレンガを積むのとでは、その成果(品質)に違いが生じます。

また、キチンとしたものを作ろうとすれば、そのための技術の習得度にも差が生じます。

教会を使う人たちの幸せな姿を想像するとその仕事に対するモチベーション(感情)も異なるでしょう。

働く喜びが仕事を完璧なものにする。

アレストテレス

人生において多くの時間を費やす仕事。

同じ仕事でも、楽しんでやっている人と、やらされ感でやっている人がいます。

言われた通りに、ただ義務感だけで行えば、突き抜けるような充実感を得ることなどは、まずないでしょう。

反対に、目的意識を持ち、言われてからやるという「やらされ感」よりも、自らの意志と意欲から湧き上がる「やってる感(裁量)=やりがい、働きがい」は、成果と成長に無限の可能性が期待できます。

これは、働くことの価値そのものをどこにおくか、それによって大きく変わります。

そして働く環境

目的を明確にし、あとは働く人の能力と自由裁量に任せる職場や上司の存在。

同じ事実でも人によってに受けとめ方は違います。

そのちょっとした違いがその仕事に対して抱く感情も、人生の満足度にも影響してしまうわけです。

仕事が楽しみなら人生は楽園だ。

仕事が義務ならば人生は地獄だ。

マクシム・ゴーリキ

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