できるだけ早期に身につけておきたい「ハードスキルとソフトスキル」

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

ビシネスで必要とされる能力は多種多様です。

また、激変するビジネス環境に応じて求められる能力の優先度が変わったり、役割や立場の変化によってもそのバランスが異なったりします。

前回は、特にマネージャーに求められる能力を「カッツ理論」で解説しました。

スキルアップのヒント「カッツ理論」

今回は、さらに大きな枠でビジネススキルを見てみます。

一般的に、ビジネススキルは「ハードスキル」と「ソフトスキル」に大別されます。

例えば、経理関連の仕事をしている方の簿記や会計の知識、関連資格など、その業務を遂行する上で当然に必要とされる知識・能力がハードスキルで、体系的な学習や実務経験を通じて高めていくものです。

自身のスキルレベルがどのレベルにあるか、可視化しやすく、わかりやすいのが特徴です。

一方、ソフトスキルは、コミュニケーション、マネジメント、プレゼン、説得交渉、ビジネスマナーなど、業務をうまく円滑に遂行していく上で大切な、特に「人に関わる能力(ヒューマンスキル)」があげられます。

こちらは、ハードスキルに比べると可視化しにくく、実務経験と共に必ずしも能力アップするものではない、というのが特徴です。

新入社員が中堅社員よりもハードスキルが高い、というのはあまり見られませんが、中堅社員よりも高いソフトスキルを持っている新入社員はありえますし、実際によくあることです。

コレが原因での若者の早期離職も珍しくありません。

上司がポンコツ過ぎて、仕事にならないと。

では、どちらが重要でしょうか?

「あの人、すごく人当たりがよく、皆と協調して物事に取り組めるけど、きちんとした業務知識がないからミスばかりして困るよね〜」「あの人、仕事に関することは何でも知ってるし、何でもできるけど、一人で勝手に突き進んで皆にもお客さんにも迷惑ばかりで困るよね〜」 ・・・どちらもよくある残念な社員です。

どちらが重要とか、どちらを優先して能力アップを図るとか、というよりも大切なのは両方のバランスです。

基礎能力があった上での応用力です。

まずは、ハード・ソフトいずれも、できるだけ早期に基礎スキルを身に付けておくことが重要です。

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