違いが分かる人、分からない人、分かろうとしない人

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

ここ数年よく聞く「部下が動かない、育たない、仕事ができない、会話がない…」という悩みごと。

原因の大半は上司の「指導力」の問題です。

上司が一線で働いてきた時代の、社会人=会社人間であるべきといった、昭和の職業観から脱却しないと、組織が硬直(化石化)します。

会社人間が当たり前のかつての時代では、マネジメントの対象がタスクであり、単一的な管理手法でリーダーシップを発揮することができました。

また、右肩上がりの高度成長の波に乗り、タスクのマネジメントで成果が上がり、あたかもマネジメント能力が高いかのような間違った評価と昇進昇格が普通に行われてきました。

その結果、タスクのマネジメントしができない(部下指導ができない)上司が増えてしまい、組織に混乱をきたしているワケです。

数字は出せるけど、それだけ。

部下育成ができない。

部下は上司の背中を見て育つものだという旧来の人材成長論を持論とし、ほったらかしの管理手法。

マネジメント能力とはは、タスクではなく、人間をマネジメントする能力があるか。

人間をマネジメントするには個々の違いを理解して、それに応じた対応ができるかどうか。

指導力の原点はここにあります。

衰退する会社には、これができていない上司がわんさかいます。

まず、部下との会話が極めて少ない、もしくはほぼない。

会話なくして相互理解はありえない。

部下は疲弊し、追い込まれ、ほどなく組織は自然と崩壊へと向かっていきます。

働きがいどころか、先行き危ない会社です。

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