NEXT WORK, NEXT CAREER

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

ハードからスマートへ

なりふりかまわず、がむしゃらに一生懸命に働く(ハードワーク)という高度成長期を突っ走ってきた昭和的な働き方から、効率化と高い生産性で価値を創造していく働き方(スマートワーク)への転換期まっただ中にあります。

働く上での「一生懸命」の定義が大きく変化しています。

日々変態的に進化をし続けている高度IT技術の活用は、過酷なまでの長時間労働・力技・精神力・気合いで仕事をこなし続ける旧式の働き方をからの脱却を後押ししています。

国や産業をも乗り越えた、激変する環境下において、この変化にいち早く対応できれば進化し、そうでない場合は、衰退し消滅してしまいます。

これは、企業や組織、産業だけでなく、働く個人にも当てはまります。

働く個人にとっても、自分レベルの働き方改革、意識の改革が必要な時代です。

国の進める働き方改革は、ひとつの課題を提示しました。

2019年4月施行の労働基準法改正による、残業時間の上限規制と、有給休暇の取得義務です。

これにより、働く時間に制約が設けられました。

しかし、企業・組織サイドは、この改正に応じた業績低下を容認できるはずはなく、どうすれば限られた時間で高い生産性を上げることができるか、より付加価値の高いサービスが提供できるかに経営意識が集中しています。

すべての企業・組織が共通の課題とするこの難題を解決できる人材が強く求められているのです。

賢く(スマートに)働く?

この「賢い人」というのは、古代ギリシアの悲劇詩人・アイスキュロスのことばが的確ですね。

賢い人とは多くのことを知る人ではなく、大事なことを知る人である。

アイスキュロス

限られた人員と限られた時間の中で、高い生産性を出すのに大事なことはなんでしょうか?

まず何よりも、人が大事であり、そのためには、人の気持ちや感情を大切にすることが大事であるということを知っている人。

そして、時間が大事であり、限られた時間の中で何をすべきで何をしないかを判断し決断し、重要なことにフォーカスする、行動することが大事であるということを知っている人。

たくさんのことを知っている人ではなく、大切なことを知っている人です

知恵で仕事ができる人

知識の量でイノベーションは起きません。

イノベーションは、無から有を産む、知恵と創造力が必要です。

過去や常識を疑い、真意を問い、時に破壊するエネルギー。

その思考と行動のベースになるのがリベラルアーツ(教養)です。

人間力の要素に、知恵とリベラルアーツ(教養)が問われる所以です。

知恵と人間力の融合が、Aiやロボットに置き換わることのない、人間優位の働き方でもあります。

企業にとっても、働く個人にとっても、これまでとは違ったアプローチで「キャリアのあり方」を考えることが必要な時代

「なんとなく、今までのやり方や考え方ではうまくいかない、これまでの経験値や価値観が通用しない、どうすることもできない… 」「このままここにいる意味、これを続ける意味があるのだろうか…」などなど。

そんなことを感じる場面、増えてきていませんか?

これから先、働く環境を考えても、何かすごく不透明で、不安定さを想像させる出来事が目につきます。

例えば、大手企業といえども業績や不祥事等によりリストラ、統合合併、買収などで、ある日突然に思ってもしなかった変化を突きつけられたり、労働力不足から65才を超えても先伸ばされた年金支給年齢まで働くことを余儀なくされたり、近未来的には、職場の仲間がどんどんAIロボットに置き換わっていったりと。

会社まかせ、他人まかせのキャリア形成で職業人生を過ごしていたらとんでもないことになりそうです。

NEXT WORK, NEXT CAREER

自分のキャリア(未来)は自分自身で責任を持って考えていかないと誰も責任をとってくれない、という現実に、みなさんもうすうす気付いているのではないでしょうか?

いまの会社に雇い続けてもらう、そのために必要なスキルを獲得するという狭い視点でのキャリア形成ではなく、自分の持っているスキルを提供する。

そして、必要であれば、自らの意志で積極的にキャリアチェンジ(転職)を図っていく。

キャリアについて、そうした自由でオープンな発想が必要な時代に突入しています。

自分の持っているスキルを、自分の求める働き方で、いかに存分に発揮(付加価値の提供)するか。

これこそが「働き方改革の本質」だと思います。

企業にとっても、働く個人にとっても、これまでとは違ったアプローチで「キャリアのあり方」を考えることが必要とされているのです。

これからは「どう生きるか?(ライフ)」に軸足を置き「どう働くか?(ワーク)」を大事に考える時代です

VUCA時代の今、自分らしさの実現に大事な発想だと思います。

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