どこでも通用する人、通用しない人

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

たとえば、東京商工リサーチ調査の倒産企業の平均寿命を約23年としてみると、政府が画策する70歳までの職業生活を1つの会社で終えるのはもはや困難といえそうです。

また、生産性を向上するため、政府は衰退産業から成長産業へと積極的に人を動かそうと転職を促しています。

最近では、複線型のキャリア形成のために企業と労働者の双方に副業・兼業を推奨しています。

失われた○○年の取り戻しのために「働き方改革」と銘打った雇用環境の変革に躍起になっています。

新型コロナの影響も加わり、さらに変化のスピードも上がってきています。

過去の延長線上に見えていた未来が見えなくなってしまったVUCAの時代です。

そんな未来を生き抜くためにまず大事なことは、ポータブルスキル(持ち運び可能な強み)を身につけることです。

就職し、仕事をこなしているだけだとその就いた仕事における一律的なビジネス・スキルしか身につきません。

与えられた仕事をなんとなく惰性でこなし続けていると、その会社でしか通用しない人になってしまいます。

これからの時代"リスクのある働き方"です。

まず想像力を働かせましょう。

このまま、ただ会社から与えられた仕事をこなしていると、どういう自分になってしまうのか?

もし明日、勤め先が突然倒産してしまったら自分はどうなってしまうのか?

転職できる(他でも通用する)強み(自分の売り)はあるのか?

どこでも通用する自分といまの自分イメージして、そのギャップを埋めるために必要なスキルを分析し、必要なスキルを身につけることを目的に、日々の仕事や自己啓発に取り組むことが大切です。

これからの時代、どういうスキル、人材が求められるのかをできるだけ具体的に。

目的を持って能動的に仕事をしている人と、ただなんとなく与えられた仕事をしている受け身的な人と、いざというときに大きな違いが出ます。

そう、どちらの道を歩むかは「選択と行動」次第です。

2020年に倒産した企業の平均寿命は 23.3年(前年23.7年)で、2年連続で前年を下回った。 産業別では、最長が製造業の 33.4年(前年 34.9年)、最短は情報通信産業の 14.9年(同 16.7年)で、その差は 18.5年(同18.2年)に広がった。

全倒産のうち、業歴 30年以上の “老舗” 企業の構成比は 32.5%(同 32.4%)で、前年から0.1ポイント上昇した。一方、同 10年未満の“新興”企業の構成比は 27.4%(同 26.7%)で、前年を0.7ポイント上回り、4年連続で過去最高を更新した。

東京商工リサーチ 2021.02.03公開記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です