キャリア形成(就職・転職)に役立つ『ジョブ・カード制度(厚生労働省)』のメリットを紹介します

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

近年、仕事の多様性やキャリアの変遷が求められる中で、就職や転職において適切な情報収集やサポート体制が重要となっています。有償・無償、民間・公的など様々なサービスが存在します。数あるサービスの中から、今回は紹介するのは、厚生労働省が提供する「ジョブ・カード制度」です。この制度は、個々の人材に合わせたキャリア支援を行うものであり、そのメリットは多岐にわたります。公的サービスですのでもちろん無料(登録)で利用できます

以下、ジョブ・カード制度を活用する際の具体的なメリットについてを簡潔に要約し紹介します。

個別のキャリアアドバイスが受けられる

ジョブ・カード制度は、専門のキャリアカウンセラーによる相談が受けられる点がまず大きな魅力です。自身のスキルや経験、将来のキャリアビジョンについて相談し、アドバイスを受けることで、自分自身の強みや改善すべき点を客観的に見つめなおすことができます。客観性もある的確な自己分析ができます。これにより、より具体的なキャリアプランの策定や目標の設定が可能となります。

職業選択の幅が広がる

ジョブ・カードを活用することで、自分がこれまで気づかなかった職種や業界についての情報を得ることができます。新たな可能性を見つけることで、転職や就職先をより適切に選ぶことができるでしょう。また、自分の興味や適性に合った業界や職種に転向することで、より充実感のあるキャリアを築くことができます。

職務経歴書や面接対策のサポートが受けられる

転職や就職活動では、職務経歴書の書き方や面接の対策が重要な要素となります。ジョブ・カード制度では、これらの書類作成や対策に関するアドバイスを受けることができます。自分の強みを最大限に引き出し、効果的なアピールができるようサポートしてくれるため、自信を持って活動に臨むことができるでしょう。

就職・転職における不安の軽減

新しい環境への移行には、不安やストレスがつきものです。しかし、ジョブ・カード制度を利用することで、専門家のアドバイスを受けながらスムーズなキャリア移行を図ることができます。不安要素を事前に解消することで、新たなスタートに対する前向きな気持ちを保つことが可能です。

自己分析が深まる

ジョブ・カード制度では、自己分析の機会が設けられています。自分の強みや弱み、興味や価値観を振り返ることで、自己理解が深まります。ウェブで簡単に受診できる自己診断ツールも用意されています。これにより、自身のキャリア目標をより具体的かつ現実的に設定し、達成への道筋を考えることができるでしょう。

教育訓練給付制度で得をする

教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html

受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給される「専門実践教育訓練」などは、受講前にキャリアコンサルティングを受けるなどの一定の要件があります。この、ジョブ・カード制度を利用すると、専門実践教育訓練給付や特定一般教育給付の受給に際し、必要となる訓練前キャリアコンサルティングについても無料で受けることが可能です

人生100年時代の働き方改革支援及び新しい資本主義時代における転職・起業・副業の促進など、政府(厚生労働省)がそのサポートとして積極的に活用普及を図っている『ジョブ・カード制度」。目的と使い方によっては、就職や転職、キャリア形成において貴重なツールとなることは間違いありません。普段の生活や勤務環境の中では難しい「専門のアドバイザーから得られるアドバイスやサポート」を通じて、自分の可能性を最大限に引き出し、充実したキャリアを築く一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。これでは足りない部分のサポートを民間のサービスで補完するのがベストな選択だと思います。

新たな可能性が広がる『ジョブ・カード制度』の活用によって、より良い未来へのファースト・ステップを踏み出しましょう!

マイジョブ・カード(厚生労働省)公式サイト

「マイジョブ・カード」概要
 主な機能
 ・オンライン上でジョブ・カードを作成・保存・更新
 ・キャリア形成に役立つ情報の取得
 ・マイナポータルの「もっとつながる」からシングルサインオン
  (マイナポータル経由で「マイ・ジョブカード」を利用できます)
 ・ハローワークインターネットサービスに登録した求職情報を活用したジョブ・カード作成
 ・job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))との連携による職業情報の取得

「マイジョブ・カード」トップページ
 https://www.job-card.mhlw.go.jp/
 ※操作マニュアル、ジョブ・カード活用ガイドは以下に掲載しています。
 https://www.job-card.mhlw.go.jp/guidance/leaflet

以上、厚生労働省による各サービスサイトからの引用です。最新情報は、マイジョブ・カード(厚生労働省)公式サイトでご確認ください。

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