
こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。
今回は、VUCA時代に求められる組織づくりについてお話しします。
まず、VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ったもので、予測が難しく変化が激しい社会や経済情勢を表す言葉です。

身近なところで例えると
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中に広まり、社会やビジネスに大きな影響を与えたこと
- DXやAI、ロボット技術などの進化によって産業構造や競争環境が大きく変わったこと
- 働き方や価値観が多様化し、従業員や消費者のニーズや期待が高まったこと
などは、VUCA時代の特徴的な事例です。
このような時代では、過去の成功体験や常識、慣習に頼っていては変化に対応できません。新しい価値やソリューションを生み出すためには、柔軟で創造的な思考や行動が必要です。
人の可能性を信じる組織づくり
では、VUCA時代に勝つためにはどんな組織づくりが必要でしょうか?
極めてアナログですが、やはり「人の可能性を信じる」という姿勢が重要だと考えます。
人間は無限の可能性を秘めており、自分自身も他者も成長することができます。
そのためには、
- 自分自身や他者に対してポジティブなフィードバックや賞賛をすること
- 自分自身や他者から学ぶ姿勢や好奇心を持つこと
- 自分自身や他者に挑戦する機会や支援を与えること
などが大切です。
このような姿勢を持つことで、
- モチベーションや自己効力感が高まり、主体的に仕事に取り組むことができるようになる
- 互いに協力し合い、チームワークや信頼関係が強まる
- 新しいアイデアや解決策を生み出す機会を創出し、イノベーションを起こす
人の可能性を信じる組織づくりのコツ
人の可能性を信じる組織づくりは、一朝一夕にできるものではありません。日頃のコミュニケーションや行動が重要です。
具体的には、
- 経営者や管理職が部下の可能性を信じ、それを明確に伝えること
- 従業員同士が、お互いの可能性を認め合い、協力し合うこと
- 組織全体が、成長するためのフィードバックや学びの機会を提供すること
などが挙げられます。
また、人の可能性を信じる組織づくりは、多様な人材が活躍できる組織づくりにもつながります。年齢や性別、国籍や文化など、個人差は成長するチャンスです。それぞれの強みや視点を尊重し、共有することで、より豊かで創造的な組織文化を築くことができます。
まとめ
VUCA時代に勝つためには、「人の可能性を信じる」という姿勢が重要です。
自分自身も他者も成長することができると信じて、ポジティブなフィードバックや賞賛、学びや挑戦の機会を与えていきましょう。そうすることで、モチベーションや自己効力感が高まり、主体的に仕事に取り組み、互いに協力し合い、新しい価値やソリューションを生み出すことができます。
また、多様な人材が活躍できる組織づくりにもつながります。また、これらは日々のコミュニケーションや行動をちょっと変えてみることからできるのです。誰にでもできることです。違うのは、やってみるか、やらないか、意志の違いだけです。