自分のキャリア、どーする?

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

売り手市場の中、企業間の人材争奪戦がエスカレートすればするほど、企業による求人勧誘の手口は巧妙化し、ときに悪質(求人詐欺)になります。 

また、自社のファン作りに力を入れすぎ、誇大なPR活動が入社後のギャップを大きくするなど、早期離職につながる要素も増えていきます。

不人気企業においては、来るもの拒まず、辞退覚悟で即内定!という採用スタイルをとるところも珍しくありません。

いつの時代も就職活動では、情報を収集し、分析し、見極めていくチカラを高めることが重要です。

「なんとなくおかしいぞ!」という違和感を感じとることができるように。 

とは言え、多少のミスマッチがあったとしても辞めずに働き続ける人もいます。

比率的にはむしろこちらの方が多いワケですが。

そもそも100%イメージ通りの会社や仕事なんて事の方が断然少ないわけで、いい意味でも悪い意味でも思ったのとは違うというのがリアルな職場の実際です。

変化を求める行動をとるかどうかは、未来に何を求めるかであり、そこは個々人しだいです。

事実が同じでも「まあこれでよし!」と受けとめ順応する人と「いやこれは違う!」と変化を起こす人などいろいろです。

もちろんここに正解はありません。

でも、残念ながら入社したところがブラック企業であった場合は別です。

我慢は相手の利益でしかありません。

さっさと逃げる方が得策!です。

慢性的な人手不足ということで、新卒だけでなく中途採用市場も大盛況で、キャリアのある即戦力の若手人材は引っ張りだこです。

ネットやテレビなどで、まだ仕事感が成熟していない若者に、転職を煽るメッセージCMなんかも溢れています。

「いまの仕事に満足していますか? いまの職場に満足していますか? 悩んでいたらまず行動、やりたいことに挑戦、悔いのない人生のために、自分に向いてる仕事、今よりも良い条件」などなど。

若者に限らず、 なんとなくそそられるキーワードがあちらこちらに溢れています。

自分のキャリアに対して確固たる自信を持って、今の職場で、日々仕事に取り組んでいる人は迷いがありません。

しかし、大半の若者は、悩みながら日々成長しています。

不安と期待に日々揉まれながら、目的に向かってなんとか壁を乗り越えようとしている、そんな時期に、隣の芝生が青く見えるような先のメッセージやDM(あなたに合う仕事はコレ、あなたの経歴に興味を持った企業はコチラ)などが目に入ると、その気がなかったのに、なんとなくふらっと…。

なんとなく合わない、なんとなく嫌だ、という「なんとなく◯◯」という感情は、気分的なもに左右される、だれにでもある感情です。

その感情をうまく煽るような誘いに乗せられてしまう煽り型転職ビジネスには十分注意が必要です。

こうした、煽り型の転職ビジネスに、甘いささやきに乗せられての「なんちゃってキャリアチェンジ」は、キャリアダウンだけでなく、生活レベルの大幅な低下につながるリスクもあるということを理解しておくことは、とても大事なことです。

不透明で不確実なVUCAな時代、会社が労働者の終身雇用を約束することは困難であると考え、自分のキャリアを自分の意思でコントロールできるようにしておくことがまずもって大切なことです。

会社が労働者に自主自立を求めているわけですから、会社への依存を断ち切り、自由で柔軟な発想と意思のある行動で自分の未来を自分で切り拓いていくことがこれからの時代のキャリアのあり方です。

これからのキャリア

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