
こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。
就活のルールが変わります。
主な変更点は、以下の通りです。
○ 会社説明会など広報活動の開始時期
現在) 大学3年生の12月 → 変更) 大学3年生の3月
○ 選考開始の時期
現在) 大学4年生の4月 → 変更) 大学4年生の8月
○ 採用ルール
現行) 倫理憲章 → 変更) 指針
この新しいルールは、現在の大学3年生から適用されます。
新ルールの特徴をひとことで言うと「短期集中化」。
学生の立場で考えると、選考開始時期までに、どれだけしっかり準備ができるかが重要になります。
そして、就活に集中し、準備を行動に、行動を結果に、確実に結びつけられるかどうかです。
同時に複数の企業にアプローチすることになります。当然に選考や内定が重複します。
ポイントは、選択と集中。
正しく分析し、判断し、決断していく。
「じっくり」という余裕はなく、ある程度の「スピード感」が求められます。
ビジネスと一緒です。その核になる、きちんとした知識を持つことと、本質を見抜く目を養うこと。 (ブラック企業を選択しないためにも大切なことです。)
エントリーシート対策、面接対策といった戦術だけでなく、目標を達成するために計画し備えて効率良く確実に といった戦略的な就活が、これまで以上に必要になります。
学校が行うキャリア支援のレベルアップも必要になります。
今回の採用ルール変更の目的は、学生の本分である学業に専念できる期間をしっかり確保すること。
そして、学校の指導力。
単に知識量を増やすだけでなく、グローバルに社会で活躍できる人材の育成と輩出。
学校に与えらた命題はとても大きく、また、この成果が学校生き残りのための差別化に繋がっていくと思われます。
もちろん、企業の採用活動にも変革が求められます。
戦略的な採用活動への転換です。
ルール変更には、賛否両論があります。
まだまだ新卒未就職者が生じている中で「期間短縮は逆でしょう!」という意見も。
しかし、長らく若者の雇用状況が改善されていない状況を考えると、何らかの打開策を講じることは急務です。
また、今の慣習が適当か否かは、変えてみないと分かりません。
変えることによって次の策が見えてきます。
変化を恐れず、挑戦する。
失敗から学ぶ姿勢で、挑戦し続ける。
学生の就職活動も、企業の採用活動も、学校の人材育成も、すべて同じです。
挑戦の一歩が踏み出せるかどうかで、この先の未来が大きく変わる分岐点に立たされていると思います。