人生100年時代。転職できる人か、転職できない人か、その違いは?

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

いたるところで言われているとおり、ありとあらゆる分野において将来予測が極めて難しく、不透明感が漂うVUCAな時代のいま、世界レベルで突き進むグローバル化と、超絶高度なテクノロジーによるイノベーションは、「日本の働く」を取り巻く環境にもダイナミックな変化をもたらしています。

あれよあれよと言う間に終身雇用は崩れ去り、誰もが知ってる大企業でさえも倒産、買収、吸収合併、コンプライアンス違反による社会的失墜といったことが日常的に起きてる時代です。

「寄らば大樹の陰」で、大企業に就職すれば定年まで安泰という考え方も、もはや通用しないワケで…

また、会社の寿命(旬)を30年で一区切りとし、政府がやたらとアピールする「人生100年時代」で考えるみても、新卒で就職し60歳の定年を迎える前に会社の賞味期限、いや消費期限が先に来てしまいます。

さらに65歳、70歳と働く期間が長くなればなるほど、複数社で働く必要性がぐっと高くなります。

「個人の働く」だけでなく、企業にも存続のため変化が求められている

日本を代表するブランド企業の多くがすでに成熟期を過ぎており、次のステージに向けた生き残りのチャレンジが問われています。

とくに、イノベーション(変化・変革)に弱い日本型雇用システムには変化が必要です。 

うかうかしていると、ビジネスにも働き方にも、柔軟でスピード感が強みのベンチャー企業や新興系ICT企業にスッとその立ち位置を奪われてしまいます。

いまのキャッシュレス・ビジネスのように。 

社会のニーズに迎合される未来型ビジネスモデルをいかにはやく創造し提供できるかで、業界や企業の勢力図がいとも簡単にひっくり返る、そんな過激でチャレンジブルな新陳代謝がどんどん繰り広げられています。 

挑戦する者には夢があり、現状維持を望む者には衰退が待ち受けています。

働く個人の場合は

日々、なんとな〜く、ぼーっと働いているだけだと、いつのまにかポツンと取り残される、突然振り落とされてしまう、そんな不安も不安定さも十分予感できます。 

昨日までのライバル社と経営統合、グループ企業の統廃合、外資系企業に身売りなど、あれよあれよという間に水面下で話が進み、その決定を社員ですらメディアの発表で初めて知る、ということだって。

悲しいかな…

こうした、起こりうる変化を恐れて保守的になるのか、変化を新たなチャレンジの機会ととらえ革新的になるのか。 

決断によって未来は確実に変わっていきます。 

不透明で不確実なVUCAな時代、会社が労働者の終身雇用を約束することは困難であることを前提に、転職ありきで自分のキャリアを自分の意思でコントロールできるようにしておくこと。

 会社が労働者に自主自立を求めるのが当たり前になっているわけですから、会社への既存を断ち切り、自由で柔軟な発想と、意思のある行動で自分のキャリアを自由に創ることが大事なことです。

発展的破壊

また、キャリアにおいても「スクラップ・アンド・ビルドの発想」が必要です。 

身につけた知識やスキル、経験の蓄積に満足せず、それを更新し続けることに縛られず、陳腐化したものは未練なく壊し、また新しいものを立ち上げる。

発展的な破壊です。

そして、その基準は社内ではなく、外の世界に求めます。 

今の自分が外の世界で通用するのかどうかは、市場価値を意識することが重要です。 

ポイントは社内価値と市場価値とのバランスです。 

社内でのポジション(肩書き、役職)にこだわるより、いつでもどこでも必要とされる人材、求められて転職できる人材への転化。

そして、重要度も優先度も高いのが、ソフトスキル、ポータブルスキルの早期獲得です。

転職力のベースとして必須なスキルです。

一寸先は闇のVUCAに惑わされないよう、何を大事に生きていくのか自分軸をしっかり持って、どこへ向かって歩んでいくのか想像力と洞察力を高めながら(キャリアデザイン)変化を楽しむ余裕を持つことがなによりも大事なことでしょう。

人生の大半の時間を費やす「働くこと」が、今よりもっと楽しく、チャレンジにワクワクし、働きがい(充実したもの)になれば、人生の質が自ずと高まっていきますよ。

できるだけ早期に身につけておきたい「ハードスキルとソフトスキル」

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