VUCA時代を生き抜く働き方。副業・兼業・起業ありきの収入とキャリア、夢のあるおもしろい時代?

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

コロナ禍で生活様式が一変した中での物価高。どちらも治まる気配はなく、お先真っ暗。まさに「VUCAの時代」です。

よく聞く「VUCA時代」のVUCAってナニ?

不安定な社会情勢、エネルギーの高騰などによる電気料金の値上げなどもじわりじわりと家計を圧迫。

この秋にはさらなる値上げも予定されるなど、値上げ地獄は始まったばかり。

その一方で賃金は上がらない。

昇給などによる若干の賃金増があっても、この物価高の勢いには到底追いつけていませんし。まるで、賃下げのような状況です。

2022年10月に最低賃金を31円上げるとしていますが、その反動が怖い。

例えば、1日8時間・1か月20日勤務・最低賃金31円を上乗せする必要がある有期雇用社員の場合、8時間 x 20日 = 160時間、160時間 x 31円 = 月4,960円の賃金増。

4,960円 x 12か月 = 年間59,520円の賃金増。

賃金増に伴い、社会保険料の会社負担分も増えます。

パートやアルバイト、契約社員など有期雇用の社員に頼らざるを得ない業種や企業(お店)などは、物価高による原材料費の高騰と人件費増の二重苦に陥ります。

となると、体力のない企業(お店)は、有期雇用社員の雇止め(リストラ)策を講じる可能性が十分あり得ます。

サービス業では、ただでさえ人手不足なのに、高い時給を支払えないところは求人しても人が集まらず、人がいないのでやむなく廃業という事態だって・・・

ちなみに最低賃金は、月給制、日給制、時給制の賃金の支給形態を問わず、すべてに適用されます

正社員であっても、月給制であっても、自身の賃金と最低賃金については、確実に確認しておきたいものです。

● 厚生労働省:必ずチェック!最低賃金・使用者も労働者も

そして、年金はというと、上がらないどころか下がってしまいました。

政府による改善策が実らない少子化高齢化社会を考えると、年金額が増える要素は見当たりません。

残念ながら・・・

日本の社会経済環境はとても厳しい状況にあります。

景気も良くならず、勤め先の業績も良くならず、となると、国や勤め先に頼るという発想はリスクが大きい

そう思いますよね。

だからこそ、政府が掲げる成長戦略のひとつ「副業・兼業、起業の促進」が、VUCA時代を生き抜く上でとても重要であるということ

コレ、わかりやすいですね。

働き方の新常識:政府(国策)による副業・兼業のススメ

このような中で、政府(厚生労働省)は、副業・兼業を希望する労働者が、適切な職業選択を通じ、多様なキャリア形成を図っていくことを促進するため副業・兼業の促進に関するガイドライン」(以下、「ガイドライン」という)を改定しました。

このガイドラインは、労働者が安心して副業・兼業に取り組むことができるよう、副業・兼業の場合における労働時間管理や健康管理等の在り方について示してきたものです。

そして、今回の改定では、適切な副業・兼業先を選択する観点から、企業に対して、副業・兼業への対応状況についての情報公開を推奨していくということ(義務ではありません)。

具体的には、「企業は、労働者の多様なキャリア形成を促進する観点から、職業選択に資するよう、副業・兼業を許容しているか否か、また条件付許容の場合はその条件について、自社のホームページ等において公表することが望ましい。」ということです。

そして「労働者は、副業・兼業を希望する場合にも、まず、自身が勤めている企業の副業・兼業に関するルール(労働契約、就業規則等)を確認し、そのルールに照らして、業務内容や就業時間等が適切な副業・兼業を選択する必要がある

例えば、労働者が副業・兼業先の求職活動をする場合には、就業時間、特に時間外労働の有無等の副業・兼業先の情報を集めて適切な就職先を選択することが重要である。

なお、適切な副業・兼業先を選択する観点からは、自らのキャリアを念頭に、企業が自社のホームページ等において公表した副業・兼業に関する情報を参考にすることや、ハローワークにおいて求人内容の適法性等の確認作業を経て受理され、公開されている求人について求職活動を行うこと等も有効である」ということ。

この「情報開示等を通じた副業・兼業の促進等により円滑な労働移動を図る」ということは、政府が掲げる成長戦略にとっても重要な施策でもあります。

●副業・兼業の促進に関するガイドラインの改定案について(概要)令和4年6月27日

必要とされるキャリアとは? 〜政府が掲げる「成長戦略(日本再興戦略)」のシナリオからわかること〜
ポイント

こうした社会の要請に対し、企業(経営者)が自社の働き方に対し、どのように考え、どのようなアクションをとるのか?

法令で定められた「義務」規定ではありませんので、余計に、その企業の姿勢が現れてきます。

これから就活・転職においての会社の見方としてとても大事なポイントになります。

VUCA時代を生き抜くためには、副業・兼業・起業など多様な働き方の中から自分に合った(=自分らしさ発揮)ものをうまく融合させて、収入とキャリアを増やす時代です。

幸い、VUCAの時代には答えがありません。

やったもの勝ちの時代です

そして、答えは自分が創っていくのです

ポジティブに、この社会の変化をチャンスととらえれば「VUCA=夢のあるおもしろい時代」ですね。

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