近ごろ話題の「リカレント教育」と学びの支援

こんにちは、Gene-K(@SmileWork_LAB)です。

近ごろ、何かと話題の「リカレント教育」のこと、ご存知ですか?

VUCAと言われる先行き不透明な今の時代、企業や労働者を取り巻く環境が目まぐるしく変化しています。

また、人生100年時代ともいわれるように、労働者の職業人生が長期化し、働き方が多様化する中、労働者の「自律的・主体的・継続的な学び・学び直し」の必要性が高まっています。

日本経済の再生と成長になくてはいけないと政府が積極的に推進する「DX(デジタルトランスフォーメーション)」により、現役のすべてのビジネスパーソンの学び直し(=リスキリング、リカレント学習)が求められています。

これまでのように、学生時代に知識をインプットし、就職したらアウトプットでキャリアを築き上げるのではなく、学校教育からいったん離れたあとも、それぞれのタイミングで学び直し(再インプット)、キャリアに応じて必要な能力を磨き続けていくことがますます重要だということです。

この社会人の学びを「リカレント教育」と呼んでいます。

急激に変化する未来に備えるための学びの必要性です。就職・転職・副業・起業などのすべてにおいて。

未来に備える者に未来がある。

ラルフ・ワルド・エマーソン

この「リカレント教育」は、政府が掲げる「新しい資本主義の実現」に必要な「人への投資」の一環として様々な施策が講じられています。その中の主な施策を紹介します。

新しい資本主義におけるキャリア選択とリ・スキリング 〜 自分の未来を切り拓く 〜

〇 労働者の主体的な学びへの支援

 教育訓練給付金

 高等職業訓練促進給付金

 キャリアコンサルティング

〇 労働者が受講できる公的職業訓練(ハロートレーニング

〇 事業主による人材育成への支援

 人材開発支援助成金

 生産性向上支援訓練

 企業内のキャリアコンサルティング(セルフ・キャリアドック)

〇 経済産業省における取組

 巣ごもりDXステップ講座情報ナビ

 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

 第四次産業革命スキル習得講座認定制度

〇 文部科学省における取組

 マナパス

教育訓練給付制度は、一定の受給要件を満たす方が、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した場合に、その費用の一部が教育訓練給付金として支給されます。費用を抑えるために上手く活用したい制度です。

政府の掲げる全国民のデジタル化構想実現に向けて、民間の教育訓練機関も「リカレント教育」を考慮した特徴的なプログラムを設けています。とくにDXやIT関連分野(プログラミング系、Web系、資格取得対策系)の教育が豊富ですし、やはり人気のようです。

公共の支援と多様な教育訓練の中からご自身のスキルとキャリアのレベルに応じた学びを選択し、効果的に取り組むことをおススメします。費用的にも(教育訓練給付制度の活用も考慮して)、時間的にも、能力的にも、無理なく続けられるものから。

もちろん、これからの社会が求める人材像を念頭に置いたキャリア形成で。

いますぐやらない理由は?

「会社で教育してもらう」という他力ではなく、いつでもどのタイミングでもネクスト・キャリアに挑戦できるように備えておくこと。
たとえ収入が不安定になっても、生活に支障が生じないように、副収入を用意しておくこと。
地力を自力にレベルアップし、何歳になっても年齢を気にすることなく、自分らしく生き生きと人生を楽しむ備えをしておくこと。
たとえ小さな一歩でも、少しでも早くに始めるかどうかです。
ちょっとしたことで、将来が大きく変わってしまう時代です。VUCAの時代は。
副業、起業、転職、学び直し・・選択肢はどんどん増えています。
人生100年時代です。何かを始めるのに遅いとか年齢は関係ありませんよ。
いますぐ始めてみませんか?
(もしやらないのであれば、やらない理由を考えてみませんか?)

VUCAの時代に転職するなら、これだけは知っておきたい3つのポイント。〜 人生100年時代のキャリアを考える 〜

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